みなさまこんにちは
港区芝浦の骨盤矯正・不妊鍼灸・骨盤底筋トレーニング専門のゆかり鍼灸整体院でございます
今日は過ごしやすい天候ですが、これからはどんどん暑くなってきますね~
妊活中の皆様の中には、どんなに暑い日でも、
お腹にホッカイロを貼ったり、パンツのセンターラインに蒸しパット貼ったりと、
子宮を温めようと一生懸命努力されていらっしゃいませんか??
子宮を温めたい気持ちはよーく分かりますが、身体には温めてはいけない日と、温めてはいけない場所があります
低温期(月経期・卵胞期・排卵期)は卵が育つ時期ですが、この時期は体温を上げるプロゲステロンというホルモンが低いのが通常です。
卵が育つ時期は暗くて涼しいのが適しているので、プロゲステロンを出さず体温を上げないよう身体がコントロールしてくれているのです。※低温がいいと言っても低すぎるのはよくありません。
また、妊活中は低温期にタイミングを取りますが、精子は熱に弱いことから排卵期はより体温を下げて精子が生存しやすいようにしてくれています。
私たちの身体は最適に生きていけるためにいろいろとプログラミングがされているようなのです。
そしてそのプログラミングがしっかり機能するために、しかるべき構造になっているようです。
例えば、精子を作る睾丸は体温の高い身体の中心部からわざわざ離れて存在していますね!?
精子は熱に弱いため、わざわざ身体から離して存在するような構造になっているのです!!
当院は身体の構造と機能は密接に関係していると考えているので、骨盤もただ揃えるだけではなく、月経期には骨盤を広げ月経血をしっかり出せるようにしたり、排卵期には骨盤を締めて排卵した卵子を卵管采がしっかりキャッチできるようにしたりと、身体の構造をとても大切に考えた治療を行っています。
その必要があるからわざわざ低温にしている卵胞期に、温めるのはよい事だと、前から後ろから下からホッカイロを貼ってガンガン温めてしまっては、身体の自然のリズムをかえって壊してしまっているようなものなのです。
また、ホッカイロや蒸しパットのように断続的に外から熱を加えられると、
熱を加えられた部分の皮下組織が低温やけどをおこし、血行障害がおきて血流が悪くなったりと、本末転倒な事態となります。
ホッカイロ等は寒い日や寒さを感じる時にだけ、足首、手首、首、腰の首れ(仙骨の上)などに貼って身体を冷やさないように補助してもらうような使用方法をしてください。
でも、妊活中の私たちは子宮を温めて元気にしたい!!
ただ外から温めるのではなく、栄養・酸素・熱を送ってくれる「血液」を子宮に送ればいいのです!!
子宮は平滑筋という筋肉でできていますが、この筋肉は骨格筋(手足に付いている筋肉)のように自分の意思では動かすことができない不随意筋です。
なので、自分の意思で子宮の筋肉を強化し血流をよくする事はできませんが、
骨盤底筋群という子宮を支える筋肉を強化する事で、子宮を温めたり収縮を補助したりすることができるのです!!
骨盤底筋群とは、恥骨、左右の座骨、尾骨からハンモックのようにぶら下がっている薄い筋肉です。
この骨盤底筋群の上に子宮があり、しっかりと支えてくれています。
骨盤底筋群の力が弱くなると子宮をしっかりと支えられなくなり、子宮は下のほうに垂れ下がってしまします。
身体は中心部分の方が体温が高くなっているので、骨盤底筋群が子宮を支えきれないと、子宮は冷たくなり元気がなくなってしまいます。
ならば、この骨盤底筋群をしっかり鍛え、栄養・酸素・熱を子宮にしっかり送ってあげましょう!!
骨盤底筋群を鍛えて血流をアップする方法は次回ご紹介いたします。
それでは本日も、皆様がご自分の身体を慈しみ、日々健やかに過ごされることをお祈りいたします
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